エサのあげ方、いろいろ
餌の大きさは口に入るサイズです。ウーパールーパーは周囲の水と一緒に餌を吸い込み、噛み切ったり砕くというよりほぼそのまま呑み込むといった表現の方が近いです。ですので口にギリギリ入ったとしても呑み込めないほどの大きさの場合は吐き出します。
ウーパールーパーはそれぞれの趣向・味覚の違い(好き・嫌い)があります。動く活餌が好きなのはある程度共通していると思うのですが、人工フードなどだけですと偏食になりがちになる子もいます。できるだけ単独飼育を心がけて餌の食べる量や好き嫌いを把握できるようにしてあげてください。
与え方はウーパールーパーの口元目指して水面に落とし、沈めながらウーパールーパーの口元でパクっと食べさせるのがとても楽な方法ですが、この方法はウーパールーパーとの練習が必要です。失敗して落ちた餌に気づかないウーパールーパーもいますので落としても食べれなければピンセットやスポイトなどで拾い、口元に近づけてあげてください。
自然のウーパールーパーは餌を食べれない日が続く場合もあります。餌をあげる頻度については諸説ありますが、毎日必ずあげなくと隔日や3日に1回でもきちんと成長します。その場合にはお腹いっぱいで食べなくなる量の把握をしておいてください。1日3回は少量といえど過剰です、逆に1週間に1回は生きられたとしてもきちんと成長できるか不安が残るでしょう。
餌を少量だけ与えて小柄に飼育する盆栽飼育といった飼育方法は成長を著しく低下させるため、病気に対しての抵抗力や混泳には向かない固体に成長します。死ななければいい飼育方法は飼育とは呼べません。
顔を近づけると餌をくれると思い水槽前で二本足で立つなどしてアピールしてくれるのはとても愛らしい姿です。慣れると手に乗せた状態からも食べるらしいので(ちなみにウーパールーパーに噛まれても痛くありません。)餌の時間は大切なコミニュケーションタイムだと言えるでしょう。