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ラクラク、設置マニュアル

ウーパールーパーを飼うに当たっての水槽のセッティングは準備と順番をしっかりすればとても簡単です。特に大きいのは、熱帯魚や水草水槽などの場合に考えなくてはいけない底床環境と照明設備を頭からはずして考えられるためです。その2つはウーパールーパーにとって必須ではありません。また他の両生類の飼育には大変になってくる変態後の陸環境、これもネオテニーのウーパールーパーには不必要です。では順を追ってご説明します。

「道具の準備」何といっても準備からです。セッティングに必要なアイテムが無い状態では水槽は組めません。水槽下に敷くシートが無ければセッティングしはじめても中途半端になります。設置する場所の選定、水槽下のマット、水槽、フィルター、水槽内のレイアウト用品(シェルター系)最低これくらいは必要です。

「仮組みをしてみる」水槽を置き、フィルターを置いて全体の様子を見ます。「思ったより水槽が高く、メンテナンスが大変になりそう」や「この向きで設置すると水槽の中がよく見えない」など置いてみて、一歩下がってみて雰囲気を確認します。

「フィルターの組み立て」投げ込み式なら箱から開けてエアチューブをつなげるだけですが、外部フィルターはホースやパーツの組み立ても必要です。基本的にフィルターは何かしらの形で電源を使う装備なのでコンセントとプラグの位置もこの時点できちんと確認してください。

「シートを敷いて水槽を置く」水槽の下にちょうど良いサイズのシートを敷きます。ゴミが挟まれてないのか、四隅がきちんと伸びてるのを確認して水槽を置いてください。もしズレてしまうと次回リセットするタイミング以外には直すことができないので位置の調整をきちんとしておいてください。

「レイアウトを組みたて」シェルターやフィルターの設置を“水を入れる前に”行ってください。もちろん設置のみでフィルターには電源を入れません。水を入れる前にレイアウトを調整することで不用意に水を荒らさず、いろいろなパターンを試してみることができます。

「水を入れます」しっくりするレイアウトができたら水を入れます。入れる水はコントラコロラインを使用して、水道水の有害成分を緩和しておいてください。水はゆっくりと入れます。底床を入れている場合には巻き上がらないようにビニールを敷いた上に流し込むのですが、ウーパールーパーは底床になにも入れないベアタンクが基本ですのであまり気を使うこともないと思います。

「じっくり待つ期間も準備のうち」水を入れた後はフィルターを使って水を循環させて水ができるのを待ちましょう。何も生物は入ってませんが空気中を漂い水槽の中に入りますのでフィルターは24時間循環し続けます。販売されているバクテリアを入れたり、パイロットフィッシュとしてメダカなどを泳がせておくとより早く生物ろ過を実現できます。

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