買ってから水槽にいれるまで

お店で購入した場合には、慎重に素早く家に持ち帰ってください。もちろん水槽は出来上がっている前提です。水槽の準備が無ければウーパールーパー購入は来週にして、水槽のみを購入しましょう。当たり前すぎますがウーパールーパーの入った袋をブンブン振りまわさないでください、それと中には水が入っていますのでギュっと握ったり鋭利な物に近づけないようにしてください。

インターネットで購入し届く場合には到着予定時間を気にして、きちんと受け取れるようにしてください。受け取れず事業所持ち帰りとなってしまうと運搬時に町内をトラックの荷台でずーっと回って温度管理もそこそこのスペースに雑多に投げ込まれてしまいます。配達時間を過ぎると翌日受け取りになる可能性もあります。できれば午前中受け取り追跡サービスのある発送方法にしてください、受け取り次第に水合わせに入れるように下準備を進めて、時間にも余裕を持たせておいてください。

ウーパールーパーが自宅にやってきたら、狭い袋から一刻も早く水槽に入れたいのですがそこはグッと控えましょう。水合わせという超重要な作業が必要です。これは、ずっと運ばれてきた袋の中の水と、準備してきた水槽の水を近づける作業で、水温のほか、目に見えないPH(ペーハー)など多くの“違い”を帳尻合わせしていきます。

まずは水温を合わせます。同じ空気にふれているとしても水量や水流や水面の面積によって変わってきます。ここではウパさんの入っている袋を水面に浮かべて焦らずじっくり30分ほどかけて水温を合わせていきます。

30分後、袋の中の水を適度な大きさのバケツにゆっくりあけます(大きなバケツにあけてしまうと水位が低くなってしまいますので「適度な大きさ」のバケツを用意するため、幾つかの大きさを用意しておいた方がいいと思います)。バケツにサイフォンの原理を使ってエアホースなどの細いチューブを使って水をゆっくり入れていきます。元に入っていた水量が2/3ほどになるまで入れてから観察しながら15分ほど待機、1/3になるまで入れて15分ほど(元の3倍になるので、あふれるようであれば少し抜いておく)待機。計30分ほど様子を見てからゆっくり入れます。入れる際にはウーパールーパーに触れないようにしてください。こすったり握ると体表の組織を取ってしまう可能性があります。

水槽に移動した後はすぐには餌をあげずに様子をきちんと観察しましょう。餌は早くとも翌日から、なるべくは購入元から聞いた餌と同じものを与えるようにしましょう。

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